やめてみた PR

パートを1ヶ月で辞めた話<前編>

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

怒涛の引っ越しも落ち着き、時間と心に余裕ができたので『いっちょ仕事でもしてみるか~』と軽い気持ちで近くの会社へ応募してみたら、その場で採用になった(応募してくる人がいなさすぎて、よほどヤバそうな人じゃない限り即採用される)

この地域の相場より少し高めの時給なのに、なぜ人が来ないんだろうと少し疑問だった。

masami
masami
今思えばこの時点で辞退しとけばよかった

たまたま自転車で通える近場で求人があったので『近いし楽だしいいや』という理由だけで応募した。
田舎なので公共交通機関はほぼ機能していないゆえ(一応あるけどバスが1時間に1本とかいうレベル)車持ってない民としては、徒歩か自転車通勤が必須条件。

夫の扶養内で働きたい自分の小遣いに数万円だけ稼げたらいいという条件に合えばどんな仕事でもいいや~と思っていたので、やりがいは求めてないし、絶対にこの仕事がしたいという信念なんて微塵もなかった。

入社研修で違和感をおぼえた

入社時にしっかりした研修を導入している会社だった。
パートだろうがアルバイトだろうが、入社する人はこの研修を受けなければ勤務開始できない。
もちろん研修時にも給料は発生するのでいいのだけど、『めんどくせぇ』という気持ちしかなかった。

入社研修は、色んな支社の人を一括で実施するのでオンラインだった。
分厚いノートみたいな冊子を数冊渡され、その内容でも重要な箇所を一人ずつ当てていき読み上げていったように思う。
まるで小学校の授業であった音読みたいだった。

一方的に聞くだけだど寝るヤツもいるし、緊張感を持たせるために当てていってるのかもしれないけど、

詳細な研修内容は割愛するけど、内容はほとんど覚えていないので書けないというのが正解か。
耳に入ってこなかったというか、聞いても意味あるのかなという内容だったので脳がシャットアウトしたのかもしれない。

会社の創業年とか経営理念とか資本金とか、あんまり仕事と関係なくね?と思いながら聞き流していたけど、この時点で既になんか『違和感』があった。

この違和感は何だろう・・・学校の授業っぽいけどそれじゃない何か。

あ!!

宗教っぽい

そうだ宗教の洗脳みたいだ。
直感的にそんなことを思った。
洗脳されたことはないから知らんけど。

殺伐とした空気が漂う職場

勤務初日に出勤して職場に入った瞬間の空気が殺伐としていた。
『え、なんかすごい空気だけど大丈夫なん?』と思ったのが初日の感想。

別に仲が悪いとかではないし、派閥があるわけでもないのに和気あいあいとは真逆の空気。
空気は吸うものであって読むものではないけど、それでも感じてしまう敏感女。

何も見たくないし、聞きたくないし、目の前の仕事だけに集中したいのだけど、嫌でも感じ取ってしまうので、最後までこの空気が本当に苦痛だった。

masami
masami
”無”になりたいのになれないジレンマ


仕事が忙しすぎる問題

忙しい。とにかく忙しいので手を動かさないと仕事が終わらない。
私は仕事が早いと言われることが多いけど、それでも間に合わない。

勤務中は常に時間と山盛りの仕事に追われている。
まだ慣れてなくて段取りが悪いのもあるけど、時間に追われすぎてこれも苦痛だった。
ついには何かに追われる悪夢まで見るようになった。

masami
masami
正直しんどい

そんな忙しい職場ゆえ、誰かと話す余裕もない。
仕事を教えてもらう時も簡単に説明されただけで、何がどこにあるとか本当にわからなくて困った。知らない間にルールが変わっていることもあった。

”仕事は人がやっていることを見て覚えろ”な職場だった。

masami
masami
ここだけ昭和かな?

挨拶できないヤツがいた

基本的には挨拶や質問をしたら返ってくるのだけど、何人かは挨拶すらできないヤツがいた。低血圧なのか生理2日目なのか機嫌が悪いのかは知らんけど、小学生からやり直せば?と思ったこと数知れず。

masami
masami
ほぼ女性だけで構成されている職場は本当に怖い

その中でも飛びぬけて態度が悪いのが1人いて、たぶん20代だけどほぼ挨拶を無視する強者だった。
私だけではなく、自分より遅く入った人に対してはそういう態度っぽかった。(※自分が仲良い人を除く)

強者に弱く、弱者に強いという人としてクズの部類だなと推察。

顔がチベットスナギツネに似ているということで、チベットスナギツネ女と心の中で呼ぶことにした。

    チベットスナギツネ女

悪趣味かもしれないが、これくらいしないと私の気持ちが収まらなかった。
チベットスナギツネとして観察していると腹も立たない。

『チベットスナギツネが喋ってる!!すごぉーいーー!!』と思うと、笑いをこらえるのが大変だった。
マスクがあって本当によかった。

後編につづく

書き始めたら溜まっていたものが噴出して長文になってしまったので、後編に分けます。
たった1ヶ月の出来事でここまで書けるってある意味すごいわ。

こちらの記事もおすすめ☆